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学習障害について知る ⑥(支援の視点・アプローチ)

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学習障害のある子どもへの支援にはいくつかの視点があり、支援へのアプローチ方法のメリットデメリットを理解して支援にあたる必要があります。

支援には大きく分けて4つあります。

①治療的アプローチ

これは、「苦手な機能にアプローチする方法」をとります。従来の反復学習はこれにあたります。できないことをできるようになるため、何回もトレーニングする方法です。メリットとしては、反復することにより効果が短期間に出ることがあります。しかし、デメリットとしては、苦手な能力を苦手なアプローチで支援することが多いため、大きな忍耐力が必要であり、時としては逆効果にもなります。子ども自身が主体的にとりくむ姿勢を身につけさせるのは、とても高い指導技術が必要です。また、子ども自身にも大きな負荷がかかります。

②適応的アプローチ

これは、「得意な機能にアプローチする方法」をとります。本人の学習特性に合わせて、「継次処理的支援」か、「同時処理的支援」を選んで支援します。メリットとしては、直接的効果がわかりやすい点です。デメリットとしては、学校などの集団の中では、その子どもだけ異なる学習方法をとるため、環境的な整備の難しさと、周囲の人の深い理解が昼用になることです。

③環境改善的アプローチ

これは、字の通り学習環境をよくしていく方法です。昨今ではPCやタブレットを用いて、読み上げ機能を使ったり、タイピングによるノートテイク(板書)があげられます。メリットとして、本人にとって理解が進みやすく、負荷が少ないことです。デメリットとしては、あらかじめ、学校など指導者や生徒の理解を得て、さらに必要な機材や道具を準備する必要があることです。

④心理的アプローチ

これは、「自分の価値をよりよく再認識していくアプローチ」です。日常的な支援者による丁寧であたたかな支援の継続や、定期的な面談などによる本人の精神的なサポートです。メリットは、子ども自身が自分の苦手を補うスキルを学び、「自分はこれでいいんだ!」という自己自身を肯定することができる点です。その一方、難しい点としては、周囲の人との違いを本人の特性として理解させていく支援が継続的に必要であり、そのためには支援者の抱負な経験や知識、豊かな人間性と共感力など、支援者の質の高さが求められます。

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